名もなき巨大数コンテストのエントリー
小超限行列数
表記
:非負整数
正規形:
を満たす
が存在するとき、
を
と略記してもよいとする。
計算法
:非負整数
:零ベクトル
rule1:
rule2:
]
rule3
命名
小超限行列数
計算例
(0)(4,3)(3,1,1)(0)[1]
=(0)(4,3)(3,1,1)[2]
=(0)(4,3)(3,1)(7,4)(6,2)(10,5)[2]
=(0)(4,3)(3,1)(7,4)(6,2)(10,4,2,2)(14,6,4,4)[2]
=(0)(4,3)(3,1)(7,4)(6,2)(10,4,2,2)(14,6,4,3,1,1)(18,8,6,4,2,2)[2]
=(0)(4,3)(3,1)(7,4)(6,2)(10,4,2,2)(14,6,4,3,1,1)(18,8,6,4,2,1)(22,10,8,5,3,1)[2]
コラッ弱そう数
※が整数でないとき、
は未定義とする。
とするとき、
の末項をコラッ弱そう数とする。
解説
は以下の表記を元にしています。
実際の数列の計算では、は
に、
は
に対応します。計算過程は以下のようになります。
まず(
と
は自然数)のとき、
は6の倍数になるので
になります。
が0になるまで
に2が足され続け、
が0になると
は3で割り切れる奇数、つまり6で割って3余る数になります。
になると
になり、
になります。
のときの式は
と変形できます。なので
とすると、
と表すことができ、
が0になるまで
に2が足され続けます。
を6で割った余りは
が奇数なら0、偶数なら2になります。そして余りが3の状態から計算すると3の指数は必ず2ずつ増えるため、その場合の
の余りは必ず2になります。
のときの式は
と変形できます。なので
のとき、
となって余りが0に戻ります。
まとめると、から計算を始めると
を減らしながら
を増やす
↓
が0になったら
を1減らして、「
を減らしながら
を増やすモード」に移る
↓
が0になったら
を2にして最初に戻る
というサイクルを繰り返し、を減らし尽くして-1になったら計算が終了します。
余りが1と5のときのルールは初期値を大きくする為だけのもので、という形の数を
に変換する役割があります。